御正忌報恩講

親鸞聖人のご祥月命日に営まれる、浄土真宗で最も大切な法要です。親鸞聖人のご恩を偲び、阿弥陀さまのお慈悲にあらためて遇わせていただく大切なご縁です。

御正忌報恩講とは

御正忌報恩講(ごしょうきほうおんこう)は、親鸞聖人のご祥月命日にあわせて営まれる、浄土真宗で最も大切な法要です。

親鸞聖人は、阿弥陀さまの本願によってすべての人が救われていく道を明らかにされました。そのお念仏のみ教えは、八百年近くにわたり受け継がれ、今日まで多くの人々の心のよりどころとなっています。

御正忌報恩講は、親鸞聖人を偲ぶだけの法要ではありません。親鸞聖人が私たちに伝えてくださったみ教えにあらためて出遇い、そのご恩をよろこぶ大切なご縁です。

御正忌報恩講の様子

顕証寺の御正忌報恩講

顕証寺本堂での御正忌報恩講

顕証寺では、毎年11月26日・27日に本堂にて御正忌報恩講をお勤めしています。一年の法要の中でも特に大切なご縁として、多くの皆さまとともに親鸞聖人のご恩を偲びます。

法要では、読経の後にご法話をいただき、阿弥陀さまのお慈悲を味わわせていただきます。門徒の皆さまはもちろん、初めてお寺へお参りされる方も歓迎しております。

親鸞聖人や浄土真宗について知りたい方、日頃お寺にお参りする機会の少ない方も、どうぞご一緒にお参りください。

浄土真宗における御正忌報恩講

浄土真宗では、親鸞聖人を礼拝の対象とするのではなく、阿弥陀さまのお救いを私たちに伝えてくださった方として敬います。

「報恩」とは、いただいたご恩に感謝するという意味です。浄土真宗における報恩とは、阿弥陀さまのお慈悲に遇わせていただいたこと、そして親鸞聖人によってそのお念仏のみ教えが伝えられたことへの感謝をあらわすものです。

私たちは、自分ひとりの力だけで生きているのではありません。家族や先人、地域のご縁、そして数えきれない多くのはたらきに支えられて、今を歩んでいます。御正忌報恩講は、その大きなご恩にあらためて気づかせていただく法要でもあります。

日々の暮らしの中では、忙しさに追われ、自分の歩みを静かに見つめる時間を持つことが難しくなりがちです。親鸞聖人のご遺徳を偲びながら、今を生きる私たち自身が仏法に立ち返る。その大切なご縁として、御正忌報恩講は受け継がれてきました。

御正忌報恩講は、親鸞聖人のご恩を偲び、阿弥陀さまのお慈悲にあらためて遇わせていただく、浄土真宗で最も大切な法要です。一年に一度、このご縁にお参りし、み教えを大切に受け継いでいく歩みをともにいたします。

親鸞聖人のご祥月をご縁として

「ご祥月命日」とは、亡くなられた方の命日にあたる月日のことです。親鸞聖人のご祥月命日を大切なご縁として営まれるのが、御正忌報恩講です。

本願寺をはじめ、全国の浄土真宗の寺院では、親鸞聖人のご恩を偲び、報恩講が大切に勤められてきました。これは単なる年中行事ではなく、阿弥陀さまのお救いをあらためて聞かせていただく、浄土真宗の歩みの中心となる法要です。

顕証寺でも、御正忌報恩講を一年で最も大切な法要としてお勤めしています。皆さまとともに親鸞聖人のご恩を偲び、仏さまとのご縁を深めるひとときとなれば幸いです。

親鸞聖人のご祥月をご縁とする法要