顕証寺には、令和4年(2022)5月、大阪市平野区にある真宗大谷派慧光寺より親鸞聖人のご尊骨が分骨されました。
これは顕証寺の歴史において大きな意味を持つものであり、宗祖親鸞聖人のみ教えを今に伝える大切な法宝物です。
分骨に至る経緯
顕証寺と大阪市平野区にある真宗大谷派慧光寺は、ともに蓮如上人の六男・蓮淳師にゆかりを持つ寺院です。しかし、江戸時代初期に本願寺が東西に分かれて以降、それぞれ異なる歩みを重ね、長い間、寺院同士の交流はほとんどありませんでした。
そのような中、平成29年(2017)頃より両寺の交流が始まりました。歴史をたどり、お互いの寺院に伝わる資料や由緒を確認する中で、同じ源流を持つ寺院としてのつながりをあらためて見つめ直す機会となりました。
その交流を重ねる中で、慧光寺に伝えられてきた親鸞聖人ご尊骨を顕証寺へ分骨するお話をいただき、令和4年(2022)5月、分骨式が執り行われることとなりました。
長い年月を経て再び結ばれた両寺の交流は、顕証寺の歴史に新たな一頁を刻むこととなりました。
令和4年 分骨式
令和4年(2022)5月11日、顕証寺本堂において親鸞聖人ご尊骨の分骨式が厳かに執り行われました。
当日は、慧光寺ならびに顕証寺の関係者、門徒の皆さまが参列し、法要が勤められた後、親鸞聖人ご尊骨が顕証寺へ分骨されました。
この分骨式は、長い歴史を経て再び交流を深めてきた両寺にとって、大変意義深いものとなりました。多くの方々がその場に立ち会い、宗祖親鸞聖人のみ教えをあらためていただくひとときとなりました。
令和4年5月11日 親鸞聖人ご尊骨 分骨式
慧光寺との交流
慧光寺と顕証寺は、いずれも蓮如上人・蓮淳師に深いゆかりを持つ寺院です。
長い年月を経て両寺が再び往来するようになったことは、単なる寺院間の交流にとどまらず、親鸞聖人のみ教えをともにいただく者としての歩みをあらためて確かめる機会となりました。
親鸞聖人ご尊骨の分骨は、長い歴史を経て両寺が新たな歩みを始める象徴となりました。