春季彼岸会

春季彼岸会(しゅんきひがんえ)は、春分の日の前後三日間にわたり、ご先祖をご縁として阿弥陀さまのみ教えを聞かせていただく浄土真宗の法要です。
顕証寺では三日間、午後二時より本堂にてお勤めしています。
春の訪れを感じるこの季節、どうぞお気軽に本堂へお参りください。

春季彼岸会とは

春のお彼岸は、寒さがやわらぎ、草木が芽吹き始める季節に迎える仏法聴聞のご縁です。ご先祖を偲ぶだけでなく、亡き方をご縁として、阿弥陀さまのみ教えに耳を傾ける大切な時節でもあります。

昼と夜の長さがほぼ等しくなる春分の頃、新しい季節の訪れを感じながら、日々の歩みをあらためて見つめ直す法要が春季彼岸会です。

春の境内と本堂

顕証寺の春季彼岸会

本堂でのお勤めの様子

顕証寺では、春分の日を中心に三日間、本堂にて春季彼岸会をお勤めしています。お勤めの後にはご法話があり、阿弥陀さまのみ教えを聞かせていただきます。

春は新たな生活が始まり、多くの人が新しい一歩を踏み出す季節です。ご門徒の皆さまはもちろん、初めてお寺へお参りされる方も歓迎しております。お墓参りとあわせて本堂にもお参りいただき、春の訪れとともに仏法にふれるひとときをお過ごしください。

浄土真宗における彼岸会

浄土真宗では、彼岸会をご先祖を偲びながら、お念仏のみ教えを聞かせていただく大切な法要としてお勤めしています。

亡き方を通して仏法に出遇い、阿弥陀さまのお慈悲に照らされながら、自らの歩みをあらためて見つめ直す。そのようなひとときとして、今日まで受け継がれてきました。

彼岸会は、亡き方を偲ぶだけで終わる法要ではありません。お念仏のみ教えに耳を傾け、今を生かされている私自身を見つめ直す大切な時間でもあります。

「彼岸」の由来

「彼岸」とは、迷いの世界であるこちら側の岸(此岸)に対して、悟りの世界である向こう岸を意味する仏教の言葉です。古代インドでは、修行によって彼岸へ至ることが説かれていました。

日本では、春分・秋分を中心とした時期に仏法を聞く期間として彼岸会が営まれるようになり、お墓参りや「ぼたもち」をいただく風習も広く親しまれてきました。「ぼたもち」の名前は、春に咲く牡丹の花に由来するといわれています。

ぼたもちとお仏壇